ー ふと想起される言葉  vol. 2 ー

2024年

4月

05日

ー 漬物と『 改正食品衛生法 』 ー

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2024年

3月

18日

ー 新駅『 桜並木 』と『 千代県庁口 』 ー

 

 

『 桜並木 』は、16日に開業した西鉄大牟田線の新駅である。

 

一方、『 千代県庁口 』は、ご存じのとおり、福岡市営地下鉄箱崎線の駅である。

 

先ず、桜並木駅のこと。

 

報道によれば、新駅名の決定にあたっては、地元から様々な案が出されたという。

 

 

 

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2024年

3月

13日

スーパーコンパニオン … ? / 自民党青年局近畿ブロック懇親会『 過激ショー 』問題

 

 

去年11月に和歌山市で開かれた自民党の「青年局近畿ブロック会議」の懇親会で、

“ 過激なダンスショー ” が繰り広げられていたことが分かり、会合に出席していた同党青年局長と青年局長代理が辞任した。

 

 

自民党の梶山幹事長代行は、” 地方組織も含めて党全体が緊張感を持って活動する必要がある ” と指摘したとの報道。

 

 

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2024年

2月

19日

ー 今だけ、金だけ、自分だけ ー

 

 

『 今だけ、金だけ、自分だけ 』。

 

このフレーズを世に出したのは、東京大学大学院教授の鈴木宣弘氏である。

 

鈴木氏の著書『 食の戦争 』が発刊されたのは2013年。

 

同書は、日本がTPP(「環太平洋パートナーシップ協定」)への参加に際し、様々な議論が巻き起こる中、我が国の食の安全保障の観点から、TPPをはじめ、アメリカが仕掛ける秘められた戦略を考察し、その正体を世に知らしめた良著である。

 

 

『 今だけ、金だけ、自分だけ 』のフレーズは、この本の序文 ー はじめに 食の安全を手放すな ー の冒頭に書かれている。

 

 

 

 

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2024年

2月

08日

ー この世はすべて舞台、 男も女も人はみな役者に過ぎない ー

 

 

DVDを整理したら、『 シェイクスピア映画大全集 』というのが出てきた。

 

あ~、昔こんなの観てたな …

 

ハムレット、リア王、マクベス …

 

シェイクスピアの言葉には、名言と言われるものが数多い。

 

 

” この世はすべて舞台、 男も女も人はみな役者に過ぎない ”

 

これもその一つ、『 お気に召すまま

』に登場する前侯爵ジェイクイズの言葉だ。

 

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2024年

2月

06日

ー トヨタグループの不祥事と『 七つの会議 』 ー

 

 

トヨタ自動車グループ内で不祥事が相次いだ。

 

ふと思い出して、映画『 七つの会議 』を見た。

 

『 七つの会議 』は、「 下町ロケット 」で直木賞を受賞した池井戸潤氏の小説。

 

2013年に東山紀之主演でテレビドラマ化され、2019年に野村萬斎主演で映画化された。

 

映画の方は、Amazonプライム・ビデオで観ることができる。

 

 

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2024年

2月

04日

ー トヨタ自動車 豊田章男会長と日本の『 ものづくり 』 ー

 

 

先だって、トヨタ自動車は、グループの豊田自動織機が生産するディーゼルエンジンで認証取得の不正があったとして、このエンジンの供給を受ける国内向けの6車種を含む合わせて10車種の出荷を停止することを決めた。

 

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2024年

1月

10日

内閣総理大臣の被災地視察 … / ふと想起される言葉 vol. 105

 

 

その是非はともかく、大規模災害は、時に戦争の様態に例えられる。

 

地震は、爆弾やミサイルなどによる建物や施設への攻撃。津波は着上陸侵攻である。

 

災害の場合、対処する指揮官は、災害対策本部長である市町村長と県知事だ。

 

これが、大規模な災害ともなれば、その規模や状況に応じて、防災担当大臣(特定災害対策本部長)、内閣総理大臣(非常災害対策本部長、緊急災害対策本部長)が総指揮を執る。

 

本部長は、様々な情報を基に災害応急対策を行う。

 

そこには ” 蟻の目 ” による現状の把握と分析、そして、 ” 鷹の目 ” による全体を俯瞰した迅速かつ冷静な判断が求められる。 

 

これは、企業のトップに、経済学で言うところのミクロとマクロ両方の視点が求められるのと相通じる。 

 

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2023年

9月

28日

ー 『 亡国のイージス 』の箴言 (しんげん) ー

 

 

久しぶりに、『 亡国のイージス 』を読んだ。

 

『 亡国のイージス 』は、1999年、講談社から刊行された長編小説である。

 

 

在日米軍基地で発生した未曾有の大惨事。

 

最新のシステム護衛艦『 いそかぜ 』は、真相をめぐる国家間の策謀にまきこまれ暴走を始める。

 

ついに守るべき国の形を見失った “ 楯 (イージス) ”  が、日本に恐怖をもたらす。

 

日本推理作家協会賞を含む三賞を受賞した福井晴敏氏のミリオンセラーだ。

 

2005年、本作品を原作に映画化されたが、映画の方はもう一つ。

 

この長編を、2時間ほどの映画にするのは難しい。

小説は小説、映画は映画、別物だ。

 

やはり、原作の方が遙かに面白い。

 

 

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2023年

6月

30日

ー 年季奉公明けと捨扶持 ー

 

 

今年の3月末で、年季奉公が明けた。

 

4月からは気ままな自由人、40年余の奉公人生活とおさらば。

 

 

意に反して、頭を下げることはない。

 

もう、ステークホルダーはいない。

『 不快を耐える 』こともない。

 

 

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2023年

1月

26日

ー 終点で、降車ボタンの必要はありません !! ー

< 出典  西鉄グループ >  
< 出典  西鉄グループ >  
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2022年

12月

26日

ー 少子化と官製婚活、そしてアダム・スミス『 国富論 』 ー

 

 

先頃、厚生労働省が発表した人口動態統計によると、今年1~10月に生まれた赤ちゃんの数が、速報値で前年同期比4.8%減となり、年間出生数の概数が、統計を取り始めた1899年以降、初めて80万人を割り込む見通しだという。 

 

これに先立つ12月10日、岸田総理は、出産した人に公的医療保険から支給する出産育児一時金を現行の42万円から50万円に引き上げると発表した。

 

 

違うんですよね …

 

少子化問題の本質はそこじゃない。

 

 

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2022年

11月

29日

ー 『 僕の街にはアメリカがあった SAITOZAKI FUN BOOK vol.1 記憶の中の宝物 』に見る日本人 ー

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2022年

11月

14日

源泉たれ流し … ??? … / ふと想起される言葉 vol. 104

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2022年

9月

15日

また、当てとフンドシ … か / ふと想起される言葉 vol. 104  

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2022年

7月

07日

ユーガットメール 『 スターバックスみたいな店は、決断力を試される場所だ。』 / ふと想起される言葉 vol. 113

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2022年

6月

29日

アニサキス症とアニサキスアレルギー / ふと想起される言葉 vol. 112

 

 

馴染みの小料理屋に入ると、大将がキッチン用の毛抜きを握って、さばいたイカから何かを取り出している。

 

 

” 何やってんの ?”

 

” これ見てよ ”

 

 

水を張った小皿の中に、真っ白い糸ミミズのようなものがウネウネと動いている。

 

” アニサキスだよ ”

 

” このイカ、刺身で出そうと思ってたんだけどね …  ”

 

そんなことを目にしてから数日経ったある朝、胃がとんでもなく痛んだ。

 

” 昨日、居酒屋で鰺の刺身たべたけど、もしかしてアニサキス  ? ”

 

病院に駆け込み、胃カメラを飲んだが何もなし。

単なる飲み過ぎによる胃炎だった。

 

随分、昔の話だ。

 

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2022年

6月

23日

『 博多祇園山笠 』と長法被 / ふと想起される言葉 vol. 111

 

昨日に続いて、今日も『 博多祇園山笠 』の話。

 

長法被は、山笠期間中に男衆が着用する久留米絣で作られた法被で、ステテコと雪駄(または下駄)が山笠の儀礼服。

 

博多祇園山笠振興会によれば、祭りに参加している人の『正装』であるため、山笠期間は長法被で結婚式に出席が許されるなど、独特のルールが存在しているそうだ。

 

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2022年

6月

22日

山笠のあるけん博多たい / ふと想起される言葉 vol. 110

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2022年

4月

22日

『 ウィルスだよ。人間とは病原体なのだ。』 エージェント スミス / ふと想起される言葉 vol. 109

 

 

 

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まってからおよそ2か月。

 

軍によるミサイル攻撃や凄惨な殺戮が続く中、戦争の様相はますます混迷し、さらに長期化していく要素が強まり、出口は見えない。

 

 

 

 

茂木 誠 氏は、著書『 戦争と平和の世界史 』の中で以下のとおり述べている。

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2022年

4月

19日

『 博多パラダイス 』… / ふと想起される言葉 vol. 108

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2022年

4月

15日

続くコロナ禍、ジョン・ロールズの『 無知のヴェール 』と菅直人の『 最小不幸社会 』 / ふと想起される言葉 vol. 107

 

 

白木蓮が落ち、桜が散ると、ハナミズキが咲く。

 

人の世がどれほど無常であっても、自然の営みは変わらない。

 

コロナ禍の出口は … ?

 

感染拡大防止対策と経済活動の両立か …

 

難しい話しだ。

 

人知れず、その惨禍に苦しむ人々。

 

ベンサムの功利主義『 最大多数の最大幸福 』ってことか …

 

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2022年

3月

08日

クラウセヴィッツ『戦争論』 / ふと想起される言葉 vol. 106

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2022年

3月

01日

『 ソウルフード 』と『 スヌープ・ドッグのお料理教室 』 / ふと想起される言葉 vol. 105

 

 

ー ソウルフード  ー

 

ある程度以上の歴史をもち好意的な思い入れをもたれている、その地域特有の食べ物のこと。

 

もともとソウルフードとは米国南部の黒人の伝統的な料理のことだが、特に2000年以降の日本ではソウル(魂、精神)との意味から派生し、各地特有の郷土料理などを指すことがほとんどとなっている。

 

北海道のジンギスカン、山形の芋煮、東京・月島のもんじゃ、大阪のたこ焼き、香川県の讃岐うどん、博多の豚骨ラーメンなどの有名なものから、全国的にはほとんど知られていない地場料理や菓子類、特産物などまで幅広い食べ物に対し用いられている。 

 

この出典は、『 知恵蔵 mini 』。

 

しかし私には、容認しがたい解説だ。

 

 

ウィキペディア「 ソウルフード 」はこちら>

 

 

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2022年

1月

26日

「COVID-19」の抗原検査キットは『 体外診断用医薬品 』を … / ふと想起される言葉 vol. 104

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2022年

1月

21日

ー 新型コロナウイルス徒然 ー

 

 

2019年の12月はじめ、中国の武漢で原因不明の肺炎患者が発生した。

 

その後、同様の患者が武漢で増え続け、12月31日には世界保健機関(WHO)に正式に報告。

 

その頃、中国に住む友人からアドバイスをがあった。

 

 

「これから先、感染症対策で有効なマスクや消毒液などは、アッという間に日本で買えなくなる。今のうちに、買っておいた方がいい」と。

 

その友人の言葉に従い、大量のマスクと消毒液などを買い込んだ。

 

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