レシピ本に、醤油大さじ2、日本酒大さじ1とか何とか書かれていたりします。
で、計量スプーンなんてーもの、たいてい一度は買ってはみるんです。
ですけど、まぁ、計量器としては、あんまり使われていないのでは …
和の料理の基本は、調味料の割合です。
醤油、酒、みりん、砂糖を基本に、+ だし汁。
料理に応じて、割合を変えます。
なので、大さじ、小さじなんて律儀に計って、料理を作ったりはしないのです。
近年、「黄金比レシピ」なんて大げさなタイトルの本が多く出回っていますが、「割合」を言い換えただけ、考え方は同じです。
計量スプーンは使わない私ですが、雑貨屋で「おおさじこさじ」を見つけてつい購入。何か名前がイイじゃありませんか。
磁器製は、醤油などの液体を加える時に、木製の方は砂糖のキャニスターに入れて使っています。
それにしても、商品のネーミングって、売上を左右する極めて重要な要素ですね。
計量スプーンから、ちょっと話がそれますが、
商品のネーミングと言えば、小林製薬でしょう。
熱さまシート、トイレその後に、なめらかかと…etc。
どれも名前がおもしろい。
しかし、わが福岡県にも、小林製薬に決してひけを取らない会社があります。
そう、(株)筑水キャニコムです。
農業用・土木建設用・林業用運搬車・草刈作業車などを製造販売する会社です。
一度、本社をお訪ねしたことがあります。
会社のエントランスには、「ものづくりは、演歌だ」の大きなカンバン。
そして、当時売られていた製品の名前と言えば、
◆ 歩行型発電機付運搬車 「伝導よしみ」
◆ 草刈機「まさお」
◆ 芝刈機「芝 耕作」
◆ 電動バイク「おでかけですカ~」
◆ 電動式草刈機「軽井技夫人」
いやも~、これはホンの一例。思わずニンマリするような製品名。
これからも、おっと思わせるネーミングの製品を世に送り出していくのでしょう。
< 「 (株)筑水キャニコム のホームページ」はこちら >
< 「 ものづくりは、演歌だ。 包行
均(著)」 はこちら>
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