ドンポとは、ハゼ科の淡水魚のドンコのこと。九州の一部の地域で使われる呼び名だ。
「石垣ドンポのような奴」と言われれば、誉め言葉ではない。
どんなものにも見境なく飛びつく、無節操で愚かなこと。いわゆる「ダボハゼ」と似たような意味だ。
時に、「多芸は無芸」と同じように使われることもある。
何んにでも、すぐに飛びつくが、どれもちゃんとできないとう意味でだ。
今回、思いついてミシンを注文したあと思った。
「また、手出しちゃったな …」
ずっと、「多芸は無芸」の言葉そのままに生きてきた。
学業、スポーツは勿論のこと、色んなことをやってはみたものの、
何一つ人様に誇れるものはない。
とは言え、性分は変えられないし、いまさら改悛もない。
石垣ドンポでも、多芸は無芸でもいい。
一芸に秀でなくたっていいじゃない。
なんやかんや、やってみる。
「 … のようなもの」、「 … のようなこと」でも楽しいもんです。
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