周知のとおり、『羊たちの沈黙』は、
連続殺人事件を追う女性FBI訓練生クラリスと、彼女にアドバイスを与える猟奇殺人犯で、元精神科医レクター博士との奇妙な交流を描くアメリカのサイコスリラー映画だ。
タイトルの「羊たち」が指すのは、クラリスの幼少期に救えなかった子羊たちであり、彼女のトラウマであると。
他にも、その羊には、様々な隠喩や解釈が示されている。
さて、衆議院選挙が公示された。投票は今月31日。
小選挙区289、比例区代表176の計465議席を巡って、昨日の時点でおよそ1050人が立候補を予定している。
その中には、醜聞にまみれた恥知らずな輩がたくさんいる。
利益誘導、口利きなど、議員に対し己の利だけを求める民が多ければ、またぞろ、彼らはバッチを付けることになる。当然のことながら、当選するか否かは有権者次第。
示すものは、どっかのアーパー議員が言った『 民度 』に他ならない。
そして、その総和が、これからの日本を形作る。
長い間、65~75%で推移してきた投票率は、前々回は52.66、前回は53.68%と、大きく低下している。
沈黙する羊が多ければ、何も変わらない。
沈黙か行動か … 結果が、その選択を顕す。
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