だしを取らなくなったことを、つらつら思い出してみました。
和風だしの基本は、何と言っても鰹節と昆布。
鰹節と昆布で始めに作る一番だしは、香り豊かで上品なだし。適しているのは、吸物や薄い味付けの椀物料理。
さらにその後に、じっくり煮出す二番だしは煮物などに使います。
しかし、普通の家庭では、頻繁に吸物を作るわけではありませんので、一番だしがいつも必要ではありません。
頻度が高いのは煮物などで、醤油に負けない力強さのあるだしでしょうから、二番出汁が向いている。
そして、それなりに手間もかかるし、器具も使います。
一方、顆粒や粉末だしの方は、そんな加減が簡単で、道具なんて使わない。
まさに、手間いらず。そんなところでした。
<「貝印 鰹ぶし削り器 小 (木箱) - 和風だしのこと vol.1 -」はこちら
<「昆布水デトックス- 和風だしのこと vol. 3 -」はこちら>
そんな中、数年前からだしの水出し専用の容器が出回るようになりました。
使い方は、簡単、鰹と昆布を容器に入れ一晩置くだけ。
これなら、一番だし、二番だしなんて意識せず、普段の料理に使うだしがとれる。
で、買ったのは『 手づくり 出汁ポット だし名人 1.1L 』。
二つ買って、一つは、鰹節と昆布の合わせ、もう一つは、昆布水専用に。
樹脂なので、割れないし軽い。取り扱いはとても楽です。
取っ手がないので、冷蔵庫で保存するのに場所を取りません。
この容器を使うことで、自然のだし本来のうま味を思い出しました。
だしが良いと、少しばかりの薄口醤油や酒だけでも、驚くほど美味しい料理ができます。
ニンジン、大根、レンコン、里芋 etc … こんなに美味しかったのか …
そして、和風に限らず、ローリエやブラックペッパーなどの香辛料を使えば、洋風にも仕上がります。
料理の決め手は、やっぱりだし。マイケル一押しの道具です。
サイズ: 約10×10×高さ26cm
重 量: 380g
材 質: 本体AS樹脂
原産国: 日本
容 量: 1.1L
耐熱温度:100度(熱湯使用OK)
コメントをお書きください