想夫恋風焼きそば バソキ屋西月隈店へ

 バソキ屋西月隈店の大盛り
 バソキ屋西月隈店の大盛り

 

雨、雨、大粒の雨。いや、よく降ります。

なにもこんなに日に、出かけなくてもと思いつつ…。

 

今日は、想夫恋風の焼きそば店、バソキ屋西月隈店へ。

 

<「想夫恋のブログ」はこちら>

 

 

浮気心というものではありません。想夫恋風焼きそばの水準を確かめて見たかったのです。

 

いつも想夫恋を食べる時と同様の条件で、開店時間の11時に入店。

 

店内は、近頃の居酒屋風のしつらえですね。

初めてなので、ダブルではなく大盛りをお願いしてみました。

 

 

<「- 想夫恋系『 阿羅漢 本店 』で焼きそば -」はこちら>

<「『両面焼きそばアペタイト』と『三隈(みくま)飯店』」はこちら>

 

 

赤い角皿に盛られた焼きそばの姿、一見すると想夫恋とよく似ています。

 

さて焼きそばの味は。

麺全体はカラッとしています。「焦がし」はあまり見られず、食感からも「焼き」と言うより「揚げ」に近く、麺が油でコーティングされたような感じで、ややオイリー。そのためか、想夫恋のように旨みを吸って、モッチリとした麺の部分は見られません。

 

モヤシは、焼きが浅く、ややモヤシ臭い感じ。

 

ネギはグルタミン酸を多く含み旨みを高めますが、使われているのは色の濃い青い部分のみで量は想夫恋に比べかなり少量。

 

肉は、短冊切りではないもので、量は想夫恋に比べて、これもかなり少なめ。

自家製ソースは、市販のウスターソース系の味をぐっとマイルドにしたような味の印象です

 

焼きそばとしては、ソース系のさっぱりとした分かり易い味ですが、想夫恋に比べて「コク」や「旨み」などの味の深みが足りないですね。

おそらくはソース、そして、肉・ネギの質・量、モヤシの質の違いによるものかもしれません。

 

食べ終った皿、写真中央の部分、かなり多めの焼汁がバソキ屋の文字部分に残った様子です。 

 

昨日食べた、想夫恋住吉店のダブルと比べてみましたが、違いは歴然。

   

【 バソキ屋西月隈店の大盛り 】

【 昨日6月23日に食べた 想夫恋 住吉店のダブル 】

  

そしてもう一つ、焼きの違い。

味には、焼きのフォームが現れるものです。

 

小手先だけで、ちょこちょこと焼く姿を、想夫恋の世界では “ おばちゃん焼き ” と呼びます。

ー 腰を入れ、ヘラが肩の高さまで上がるくらい、一気に、そしてダイナミックに焼く-

そうすることで、麺の水分や油分を飛ばし、ドライな仕上がりになります。

想夫恋の場合、一人前になるのに3年かかると言われており、その修行(研修)は大変厳しいそうです。

 

全体として両者の違いは、将棋の世界で言う「アマの8段」と「プロの4段」の間にある力量の差のように感じました。  

 

<「- 想夫恋飯塚店 鉄人が焼くダブル半 - You Tube動画」 はこちら>

 

  

お店の皆さんは、感じがいいですね 

 

特筆すべきは、写真にある企画メニュー。

 油 山(4倍)      : 2,200円
 富士山(6倍)      : 3,200円
 チョモランマ(8倍)   :   4,200円
 チョモランマ爆発(10倍) :   4,900円

 

一皿あたりの単価で見ると、相当な安さです。 たくさん食べたい人には、もってこいです。

私の適量のダブルなど、問題外です。

 

それで、

バソキ屋西月隈店の大盛り850円、想夫恋飯塚店の大盛り940円、住吉店の大盛りは990円、想夫恋各店の大盛りで最も多い価格は、1, 050円。両者の味の違いと価格の差。

 

私は、迷うことなく想夫恋を選択します。 

 

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コメント: 1
  • #1

    たろすけ (金曜日, 11 8月 2017 15:48)

    これ明らか想夫恋関係者だよね(笑)