ねこ漫画 ドボン&ウズ・メメス

 

3人(匹?)の猫を中心に、日常の出来事などを綴った葛西映子氏の漫画作品。

 

孤独を愛するはずなのに、なぜか世話やきルピねえちゃん、渦巻き模様のやんちゃなウズ、手作り大好き丸目のメメ。 3匹のネコが織りなす心温まるストーリー。

 

  

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猫を主人公とする漫画は、沢山ありますが、私にとって印象深いのは、1984年から1989年にかけて『モーニング』(講談社)に連載された小林まこと氏の『What's Michael?』です。

 

同じ登場人物が別の設定で登場する短編ストーリー。猫の生態をギャグにしたことや、主人公マイケルのキャラクターが女性の人気を呼んだことで、猫漫画としては珍しく大ヒットとなりました。

現在は、新装版が、講談社漫画文庫から出ています。

 

 

 

そして、「ドボン&ウズ・メメス」。こちらの方は、さる政党発行の新聞の日曜版に連載された漫画作品ですが、あまりメジャーなものではありません。

 

お付き合い購読の新聞。漫画がそれほど上手とも言えないし、あまり好みの絵ではなかったこともあって、何となく読む程度でしたが、回を重ねるごとに、面白さを感じるようになりました。

 

作者の葛西映子氏が女性であることもあって、日々の生活を題材に、細やかな感性と暖かで優しい視点で綴られたある種歳時記のような物語。悪人(猫)が一人も登場せず、登場人(猫)物は、皆善意。

 

第1巻の発行は2006年、Season2は2008年。発売後すぐに購入。

Season3が2011年に発売されていたことを最近知って購入したものです。

 

時々読むと、雑事に取り紛れて忘れてしまいがちな心の機微を取り戻し、とても穏やかな気持ちになります。

 

 

 


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コメント: 1
  • #1

    麦畑 (水曜日, 15 8月 2012 12:18)

    「What's Michael?」は、大好きでした。笑い転げてました。
    麦畑の本棚に1冊だけ、マイケルとポポのその後みたいなコミックがありますよ。猫派の麦畑は、今年17年連れ添った?猫に旅立たれてしまいました。 これからも猫大好きです。