『 ふきや 』でお好み焼き - オヤジ達のアジール -

 『ふきや』のお好み焼き
 『ふきや』のお好み焼き

 

 

秋の3連休、第1節の最終日。

いつも、休みはあっと言う間に終わってしまいますね。

 

JR博多駅前は、『おおいた 豊再発見祭』のステージ。かなりの人出です。

 

そんな様子を横目に見ながら、福岡交通センター8Fの『お好み焼き ふきや』へ。

 

 

<「青春の思い出 " ふきや " のお好み焼き」はこちら>

 

 

 

11時、開店時間に入店。すると、待ってましたとばかりに、次から次にお客が…。

 

男一人の客が多いのですよ。

 

カウンターはあっという間に、年齢40から50代の男に占められました。

そして、何となく、共通する雰囲気。一言でいえば、「暗い」。

 

自分のことは棚に上げてですが、オタクっぽい男、カミさんにも子供にも相手にされなくて、いつも一人の亭主…。そんなことを思わせるオジサンたち。

 

『 ふきや 』は、自覚のない、オタク風、寂しげなオジサンになる前の…、夢のあった時代、青春へのノスタルジーでしょうか。

 

そしてきっと、そんな人たちのアジール  - 歴史的・社会的な概念での「自由領域」、「隠れ家」 -  なのかもしれません。

 

きっと彼らは、これから、ダイソーか紀伊國屋書店、ヨドバシカメラの何れかに向かうと見ました。

 

それにしても、日本人のオヤジって、本当に陰気くさいですね。

えーと、重ねて、自分のことは棚に上げてですが…。

 

色々と思いを巡らせながら、お腹一杯になりました。