- 想夫恋住吉店 ダブルを食べながら思う成人式 -

 2013/01/14 産経新聞朝刊
 2013/01/14 産経新聞朝刊

 

車で住吉店へ向かう道、晴れ着に身を包んだ女子達。
今日は成人式か、マリンメッセ? ヤフードームかな?

 

11時に入店、ダブルをオーダーし新聞を開くと、一面に、今年の成人式の記事が掲載されています。

 

 

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その見出しは、


産経新聞 : 被災3県で成人式 「失った友の分も」
毎日新聞 : 難病乗り越え門出
西日本新聞: 厳粛 大人の仲間入り

 

今日の日本の成人式の形態は、終戦後間もない昭和21年、敗戦の虚脱状態の中、埼玉県の小学校グランドにテントを張り、次代を担う青年達に明るい希望を持たせ、励ますため実施された「青年祭」がルーツなのだそうです。

 

 

また、「通過儀礼」の一面もあります。


通過儀礼とは、フランスの民俗学者アルノルト・ファン・ヘネップが作り出した言葉で、
「人がある状態から他の状態へ移行する際、洗礼等と同様に通過の際の特別な儀礼を呈する」と。


一般的には、七五三、成人、結婚など、人間が成長していく過程で、次の段階へと進むための儀礼と理解されています。かつての日本の武家社会では、元服、外国では、バンジージャンプなどが知られていますが、今の日本の成人式のようなものは、世界で例を見ません。


意義、意味を見いだせる成人式もある一方、大規模なテーマパークなどを使った単なるお祭り騒ぎのような式、はたまた、沖縄の成人式に代表されるように、著しくモラルが低下し、開催の是非が問われる自治体の成人式が数多く見られることは、残念でなりません。


意義が見いだせないならば、無駄に血税を使うことはないでしょう。止めれば良いのです。


しかし、行政は、一度始めたことをなかなか止めることができません。それをやれるのは、トップの決断のみ。その決断を促すのは、民意です。

よって、民意の現われが、地域の表情だということに他なりません。

 

 

そんなことを考えていたら、焼きそばが到着。

 

本日のダブル、姿・形、色合い、とても良い出来です。熱々の麺とモヤシを口に入れると、旨味が口いっぱいに広がります。美味しいですね。

 

若大将、今日もごちそうさまでした。 

 

今日の出来:★★★★☆ 】