" わさびの命は10分 "  生ワサビで一杯

     静岡の生ワサビ
     静岡の生ワサビ

 

博多阪急、食料品売場で見つけた生ワサビ。

 

ワサビを肴に一杯やりたいな…。

しかし値段は1,500円、ん~、まぁ、たまにはいいかと…。

 

 

 

     天然めばちまぐろ
     天然めばちまぐろ

 

美味そうな魚でもあればと物色。

 

あまり、よいものが見つからず、800円のめばちを購入。

ワサビが1,500円で魚が800円? 

 

ちょっとバランスがよくありませんが、やむを得ません。

 

- 生ワサビなら、 鮫皮おろし -

     長次郎 鮫皮おろし
     長次郎 鮫皮おろし

 

定番の 『 鮫皮おろし 長次郎 中 』。

 

以前使っていた『 小 』が使えなくなって、先日Amazonで買っていたものです。 今回は、握りやすい『 中 』です。 

 

一緒に、竹製のスクレッパー(はけ)も購入。 鮫皮おろしは1,685円、竹製 スクレッパー248円。

 

生ワサビなら、鮫皮でなくてはいけません。

味が格段に違います。

 

 

- 生ワサビなら 静岡の山葵 -

 

ワサビは、室町時代から使われていて、江戸時代に入ると寿司、蕎麦の普及にあわせ、広く一般にも広まりました。

 

古くは自生のものを採取、利用していたのが、江戸時代に、現在の静岡市葵区の村人が、野生のわさびを栽培したのが初端と伝えられています。

 

今回買ったワサビも、その静岡市葵区のものです。

 

 

- ワサビの命は10分 -

 

伊豆の三枝園のホームページでは、次のように記載されています。

 

わさびの辛味成分は、おろしたてではすぐに出てきません。

 

わさびに含まれる辛味成分は、細胞が破壊され酵素ミロシナーゼによって、はじめて発生します。おろして2~3分で辛くなります。

 

しかし、辛味成分は空気中に飛んでいってしまう(揮発性といいます)ために、10分程度で辛くなくなってしまいます。

 

 

    ” わさびの命は10分”

 

 

ワサビを鮫皮でおろし、マグロを引いて肴の出来上がり。

 

辛さの中に、まろやかな甘さを感じます。たまの贅沢です。