本日の一杯、 『 WYCHWOOD  HOBGOBLIN 』 - 世界のビール vol. 5 -

 

今宵のビールは、vol 2 『 BLACKWYCH 』(黒い魔女)に続き、英国ウィッチウッドブルワリーの HOBGOBLIN(ボブゴブリン) 』。

 

ウィッチウッドのフラッグシップビールです。

 

中世ヨーロッパの妖精 HOBGOBLIN が描かれたラベルは、ウィッチウッドビールの中では、一番地味かも知れません。

 

妖精なんていいましても、ちょっとこの雰囲気は …



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< ニコニコ大百科 >では、

 

ボブゴブリンとはゴブリン同様妖精の一種であり、ホブと呼ばれる事もある。 

 

ゴブリンの名前を冠しているが、彼等とは違い人間に対して友好的・献身的な性格をしており、ヨーロッパ各地では家の守護霊として認知されていた。

 

具体的には1杯のミルク(1枚のパン)を台所の隅に置いておくと、次の日には家の掃除や薪割り等といった家事をあらかた片付けているなど、人間の手助けをしてくれる存在であった。

 

ゴブリンと同じくイタズラを働くことがあるものの、酒やバターをダメにしたり、椅子に化けて人間が座ろうとした途端に変身を解く等、大抵は被害が少ないイタズラである。

 

人間からからかわれたりしない限りは、相手を必要以上に傷つけたりせず、単純に人間が驚く様を見られれば基本的には満足らしい。 

 

また良く扱われた場合には相手にお返しをするらしく、「ホブゴブリンに親切にしていたら、一生幸せに暮らせる程の贈り物を貰った」という伝承も少なからず存在する。 

 

ホブという言葉は「放浪者」を意味する言葉「ホボ」が訛ったもの、若しくはロビン・ロバート等の愛称「ロブ」が訛ったものと言われており、転じて「人間に近い知能を持つ妖精」「人間と親しい善意ある妖精」といった意味合いがある。

 

 

まぁ、日本の " 天の邪鬼 "、" カッパ "、" 座敷童 " にたとえる人もいますが、どうなんすかね。


 

ビールのあては、ブリティッシュスタイルのフィッシュ&チップス。

 

タラのフライとポテトです。

 

タラの切り身を、重曹を加えたコロモでサクサクに、ポテトは、7.5mmカットでカリッと揚げました。

定番のモルトビネガーをたっぷりかけていただきます。


ところでボブゴブリン、上面発酵らしい濃い色、泡も褐色。

さほど苦味はなく、シトラスのフレーバー。

ウイッチウッドのビールは、どれも美味しいです。