放浪のモルトビネガー  - サーソン モルトビネガー -

 

英国の伝統的な食べ物といえば、" フィッシュ & チップス "。


これにモルトビネガーを、ひたひたになる程かけて食べるのが英国スタイル。
 

英国パブなどで、" フィッシュ& チップス ”をオーダーすると、必ず一緒に出されるのがモルトビネガーだ。

 

 

<「昼のFISH & CHIPS  そして ギネス  - 英国パブ 『 モーリス ヒッポ  』博多リバレイン店 -」はこちら>

 

 

 

モルトビネガーは、日本では馴染みが薄い。

 

スーパーでは、バルサミコ酢、ワインビネガーなど、ヨーロッパ系の酢は売られているが、モルトビネガーを置いているところは僅かだ。

 

 

博多リバレイン1Fの英国パブ「 モーリス ヒッポ 」では、” Sarson's Malt Vinegar ”が出される。

 

メニューには、

 ” サーソンズのモルトビネガー(入手困難)をたっぷりかけてお召し上がるのが英国風です ”

こんな文句が。

 

たまに、自分で" フィッシュ& チップス "を作ることがある。モルトビネガーがなければ、それらしくならない。で時々、モルトビネガーを買う。

 

買えるモルトビネガーといえば、サーソンとハインツ。

確かに、ハインツは色々なところで見かけるが、サーソンはほとんど売られていない。

 

けれど、酒のヤマヤには、前からサーソンが売られていたので、「入手困難」なんてのを見て、少々驚いた。

 

それにしても、サーソンのモルトビネガーには、” 放浪の ” のキャッチがついている。

 

放浪 ねぇ …

 

バビロニアの諺に、「酸っぱくなったビールは、台所へとさまよっていく。」といのがあるそうで、大昔、モルトビネガーはビールから造られていたそうだから、” 放浪の ”と言うのも、そんことからなのかな … ? なんて。

 

まるで、根拠のない思いつき …

 

それにしても、こいつを振りかけて食べるフッシュフライにポテト、何しろ美味い。