- 「 眞櫨(まはぜ) 和ろうそく 」 を灯し 母を偲ぶ ー

 

 

都合で先の休日、母の一周忌の法要をすませた。

命日は明日12月13日、静かに故人を偲ぼう …

 

そんなことを思っていた今日、会社のフロアで地域特産品の販売会が催され、

久留米市田主丸の「眞櫨 和ろうそく」が売られていた。

 

久留米で生活していた時期もあった母。

これも縁に違いないとロウソクと線香を買った。

 

- 松山櫨復活委員会HPより -

 

 

◇苦しみの中から生まれた松山櫨

 

享保17年(1732)、有名な江戸三大飢饉のひとつ「享保の大飢饉」が西日本一帯を襲いました。

福岡県久留米市(旧久留米藩)の大庄屋・竹下武兵衛周直は、櫨こそ、苦しむ農民達を救う光明であると櫨栽培の技術書「農人錦の嚢」を記します。

その後、宝暦年間に、地元・耳納山の中腹で松山櫨を発見し、苗木生産に成功しました。

 

◇名品種「松山櫨」の復活へ

 

時代と共に櫨産業は衰退。松山櫨による蝋生産も絶えてしまいました。

名品種・松山櫨がこのまま消えてしまうのは、あまりに惜しまれてなりません。

失われた松山櫨を復活させたいとの願いから、平成19年に松山櫨復活委員会が発足しました。

 

 

ロウソクを灯し、線香に火を付けた。

 

揺らぐ、柔らかで優しい炎を見つめ、

今さらながらの思い。

 

相変わらず、飲んだくれです。

ありがとうね。

 

 

素敵なロウソクをくだされた矢野真由美様に感謝です。

 

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