coleman ルミエール ランタンを割って snow peak ノクターンを買う ― 山道具の棚卸し 連々話 vol. 6 ―

スノーピーク  ノクターン
スノーピーク  ノクターン

 

 

山道具をテーブルに並べ、具合を確かめていた最中、コールマン ルミエール ランタンのケースがコロッと転がった。

 

” ああぁっ ”

 

次の瞬間、カーペットの上に落っこちた。

 

「カチッ」と音が聞こえた。

" まさか、割れてないよな… "

 

恐る恐るケースを空けると、グローブ(ホヤ)が見事に割れていた。

 

 

また、やっちまった…

 

 

<「山とキャンプの道具たち」はこちら>

 

 

 

数年前にも、同じようなことをしでかした。

 

悔しい、悲しい…

何やかんや思いながら、ヨドバシ博多に行った。

 

地下1階のアウトドア用品売場でグローブを探すと、2,590円で売られている。

 

前に買った時は、2千円位だったような…

それにしても高いな…

 

店員さんによれば、同じように割った人が、よく買いに来ると。

 

グローブが弱い、ケースが良くない…

 

本体の評価は、まずまずなのに替えのグローブとケースの評価はサッパリのようだ。 

 

 

 

 

スノーピークコーナーのガラスケースを覗いてみると、ガスランタンのリトルランプ ノクターンが並べられていた。値段は、3,740円。

 

酷い商品が送られてきたといったコメントがたまに見られたランタンだ。

 

店員さんに鍵を開けてもらい、本体を見せてもらう。

 

驚くほど四角い小さなケース。

 

ルミエールの数分の一。

ケースの中には、本体が痛まないような工夫が施されている。

 

これなら転がらないし、落っことしても割れにくいだろう。

 

コールマンの替えグローブ2,590円。

スノピのリトルランタン3,740円。

 

何かコールマンのグローブは買う気が起きず、スノピのノクターンをつい購入。

 

 

家に帰って、早速、プリムスの110g缶に装着。何事もなく点火。

 

一部のむごい評価のようなことは、どこにも見られない。

 

細部にわたって、極めて完成度の高い道具だと思える。

 

普通の250g缶に装着するより、110g缶の方がバランスがいいように感じる。

 

これなら、テーブルの上でも邪魔にならないし、倒すこともグッと減るに違いない。

 

期待できる道具だ。