ー 正しい玄米食、危ない玄米食 マクロビをしている人はなぜ不健康そうに見えるのか  ー

 

 

玄米食がからだによいことは、多くの人が知っている。そして、美味しい炊き方やレシピを紹介したサイトや書籍も少なくはない。

 

しかし、あんまり流行らない。

 

色々な理由があると思う。

・上手く炊けない

・美味しくない 

 

ほかにも、

・食べるとお腹をこわす

・胃もたれや胃炎

・手足の冷え

・食欲不振

・慢性的な疲労

など、からだによいと思って食べているものなのに、逆に体調を崩すという。

 

不思議な話だと思った。

 

 

私は、玄米を食べ続けたことはないので、からだに変調をきたしたことはない。

 

しかし、昨今、ネットを含めた様々な媒体で、玄米に含まれる有害な成分についての記述が数多く見られる。中には『玄米毒」という言葉を使っているものもある。

 

玄米が、アブシシン酸、フィチン酸、アクリルアミドといった、からだに有害な物質を含んでいることは間違いない。

 

このことについて、炊いてしまえば無害化するとする説もあれば、毒抜きをすべしと言う説もある。

 

『 正しい玄米食、危ない玄米食 』は、医師である鶴見隆史氏が、研究した酵素栄養学に基づき、間違った玄米食ではなく、正しい玄米食を示したというものだ。

 

 

ー 「あきげしき」玄米 一本勝負 ー

 

 

私はこれまで、テキトーにしか玄米を炊いてこなかったし、玄米のことを真面目に考えたこともなかった。

 

職場のそばの『木の花ガルテンももち浜店』では、色々な玄米が売られている。

 

玄米を、有害物質のことを気にせずに、美味しく食べることができるようになれば、栄養面・健康面からもしあわせなことだし、食生活の幅がぐっと広がる。

 

 

で今回は、鶴見氏が示す基本レシピに、ほぼ沿って炊いてみた。

玄米は、木の花ガルテンももち浜店で買った「あきげしき」玄米のみ。ブレンドしない一本勝負。

 

鍋は土鍋。10年前、1,300円ほどで買った3合炊の炊飯土鍋。チープな土鍋だが、ちゃんと炊ける。

 

2合の玄米を20時間ほど水に浸して「毒ぬき」。水は550㎖で、30分ほど炊飯。

沸騰すると、トウモロコシを蒸すときのような香ばしい匂いが漂い始める。

15分蒸らして完成。久しぶりの玄米と土鍋だったが、まずまずのでき。

 

次回は、圧力鍋で炊いてみよう。