☆ 玄米ご飯と鮭の酒粕味噌漬け ☆

 

一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲタベ 

 

                                                             ー 宮沢賢治「雨ニモマケズ」より ー

 

今日の主役は、玄米ご飯。

玄米ご飯のいいところは、もちもちとした食感と冷めても美味しいところ。

 

そして、玄米ご飯なら味噌でしょう。

 

 

<副 菜>

  鮭の酒粕味噌漬け だし巻き玉子 インゲンのゴマ和え ゴマ昆

 

 

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宮沢賢治 「 雨ニモマケズ 」 

 

 

雨にも負けず

風にも負けず

雪にも夏の暑さにも負けぬ

丈夫なからだをもち

慾はなく

決して怒らず

いつも静かに笑っている

一日に玄米四合と

味噌と少しの野菜を食べ

あらゆることを

自分を勘定に入れずに

よく見聞きし分かり

そして忘れず

野原の松の林の陰の

小さな萱ぶきの小屋にいて

東に病気の子供あれば

行って看病してやり

西に疲れた母あれば

行ってその稲の束を負い

南に死にそうな人あれば

行ってこわがらなくてもいいといい

北に喧嘩や訴訟があれば

つまらないからやめろといい

日照りの時は涙を流し

寒さの夏はおろおろ歩き

みんなにでくのぼーと呼ばれ

褒められもせず

苦にもされず

そういうものに

わたしは

なりたい