想夫恋焼き、特製ソースのこと / 令和2年7月15日

 

今日はOFF。 少々疲れ気味 …

長雨のせいかな … 食養生が必要だな …

 

ならば当然、想夫恋焼き。ってことで住吉店、ダブルです。

焼き、焦がし、ほぐし、合わせ、そして端正な姿、今日も見事な出来。

 

ところで先だって、福岡インター店で食べた時も感じたのだが、

わずかながら、ソースの味が変わったような… 気のせいかな…

 

 

かつて、(株)想夫恋の角 弘起社長が、想夫恋の特製ソースについて語られたことがあった。

創業者の角 安親氏がご壮健の頃で、若き弘起氏が焼きそばを焼いておられた頃のこと。

 

弘起氏は、安親氏に内緒で、焼きそばをさらに美味しくしようと、ソースに手を加えた。

毎日のように訪れる常連客に、そのソースで作った焼きそばを食べさせた。

「 味はどうですか?」 と尋ねると、「 とても美味しい」と。次に来た時も「美味しい」。

 

ところが、その次に来たときには、「今日は、ギョウザだけでいい」と言う。

それを見た安親氏は弘起氏に、「 おまえ、何か入れたろう ? 」と。

 

それから直ぐに、ソースを元に戻し、以後、一切変えていないそうだ。

 

角弘起社長曰く、

一度や二度食べて美味しいソースならば、模倣店でも作ることができるだろう。

しかし、毎日食べても飽きない想夫恋焼きのソースは、想夫恋しか作ることができないと。

 

そんな話を思い出し、(株)想夫恋はそう簡単にソースに手を加えて味を変えることはないはず。

私の味覚の問題 …? 味覚の変化… いやいやこんな折ですからね …

 

何はともあれ、美味しかった。何よりも、一番の食養生。

若大将、本日もごちそうさまでした。

 

 

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