塩糀を作る / 男の米糀生活 Vol. 2

 

先だって、初めて発酵あんこを作った。

その時に使った米こうじが残った。

 

米こうじを1kg買って、使ったのは200g、

残りが800g。

 

う~ん …

そう度々、発酵あんこは食べないし…

 

米こうじを使って、何か作る …? 

塩こうじ? 甘酒?

 

米こうじなら、先ずは塩こうじでしょ。

  

 

 

ご案内のとおり、塩こうじは、麹に塩と水を加えて発酵させた日本の伝統的な調味料。

 

東北地方の伝統的な食品三五八漬けの漬床がそのルーツと言われ、古くから、野菜や魚の漬け床として使われてきた。

 

そんな塩こうじがブームとなったのは、2011年頃のこと。

 

その火つけ役は、大分県佐伯市『 糀屋本店 』の女将、浅利妙峰さんだと言われている。

 

 

考案した塩糀料理のレシピをブログや本で公開したところ、健康志向者の間で広がり、テレビや雑誌でとりあげられたことから、全国各地でこうじが品切れになる店が相次いだ。

 

 

 

飽きっぽい日本人のこと、一時的なブームで終わるだろうと思っていたが、現在でも、スーパーに行けば、魚や肉の塩こうじ漬けが売られ、醤油の棚にはパックやボトルが置かれいて、そこそこに生き残った感がある。

 

やはり、米こうじで作った発酵食品の効用が実感され、かつ美味しいということだろう。

 

浅利妙峰さんのレシピでは、塩糀はもちろんのこと、甘糀にダシ糀、糀納豆など、使い方は、多種多様。

 

この際だから、他のレシピ集も含め、いろいろ挑戦してみよう。

 

で、手始めは塩糀。

一般的な作り方だと、熟成期間は1週間から10日。

 

そんなに時間はかけたくないので、発酵あんこと同じように炊飯器で作る。

これだと、せいぜい1日。先ずは簡単にこしらえてみましょう。

 

 

「男の米糀生活」はこちら> 

 

<出典:浅利妙峰 (著)「魔法の糀レシピ」>