ユニフレーム ちびパン ~ 山道具の棚卸し 連々話 vol. 70 ~ 

 

今度のキャンプでは、久しぶりにユニフレームのフライパン、「ちびパン」を使う。

 

ユニフレームは、日本を代表する金属加工製品の一大産地燕市の企業「新越ワークス」が展開するアウトドア用品のブランド。その出発点は業務用・家庭用調理器具の製造販売だ。

 

1985年にアウトドア用品分野で事業を展開してからは、得意とする金属加工技術を基に、

他のアウトドアブランドとはひと味違った製品を世に送り出してきた。

 

一つのブランドにこだわらず、色んなブランドのキャンプ道具を使ってきたが、

私の中では、テントはogawa、ランタンはコールマン、金物道具ならユニフレーム。

登山では、mont-bell、PRIMUSって感じ。

 

 

そんなユニフレームの道具は結構多くて、キッチンスタンドフィールドキャリングシンクディッシュラックなどは、購入から10年以上が過ぎた今でも、古さを感じさせないアーバンなデザインで機能的、他社にはない発想が面白い。

 

スッキリ・スマートにテントサイトをまとめたいキャンパーが好む道具だ。

 

ちびパンを買ったのは10年前、1,300円だった。

焚火の網の上でも、オーブンでも使えて、直径16.3cmはそのままテーブルに置けるサイズ。黒皮鉄板で、板厚は1.6mm。

 

弱点は、鉄のフライパンの宿命とも言える390gという重さかな。

 

エスビットのアルミフライパン(径18.5cm)は、149g。

エバニューのアルミフライパンラウン(径20.0cm)は、290g。 

 

軽量フライパンのこの二つがフィールドの主役となってから、ちびパンはアウトドアよりも家使いとなったアイテムだ。

 

今週のキャンプでは、アヒージョもメニューの一つ。

少し浅いけど、ちびパンでも作れる。

 

何しろ板厚1.6mm、小さくても本気のフライパン、made in ツバメ。

蓋付きなので色々使え、アルミのフライパンでは出せない鉄鍋の香ばしさがある。

 

 

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