親愛の水筒 グランテトラ ~ 山道具の棚卸し 連々話 vol. 77 ~

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山登りの水筒は、時には、命にかかわる大切な道具だ。

 

 

グランテトラは、30年以上使い続けている水筒。

 

 

今日、山の店には、様々なタイプの水筒が並んでいる。

 

けれど、私の中では、グランテトラの水筒を超えるものは、未だない。

 

フランス製の、雷鳥がトレードマークである『グランテトラ』の水筒。グランテトラの水筒は現在は発売されておらず、
フランス製の、雷鳥がトレードマークである『グランテトラ』の水筒。グランテトラの水筒は現在は発売されておらず、
フランス製の、雷鳥がトレードマークである『グランテトラ』の水筒。グランテトラの水筒は現在は発売されておらず、

 

 

フランスの登山用品メーカー『グランテトラ』の水筒で、随分昔に生産中止になっている。

 

ヨーロッパ・オオライチョウがトレードマークのアルミ製の水筒。

 

ボトルはアルミ製だが、内部はホーローのコーティングが施され、金属臭がない。

堅牢で、キャップのゴムパッキンを替えれば、ずっと使える。

 

山歩きの休憩で、ザックのポケットから取り出す。

 

キャップを回すことなく、ワンアクションで水が飲める。

内口径24mmは、飲みやすく、水をこぼさない。

 

本体と一体となったキャップは、うっかり落としてしまうことはない。

ボトル本体の首丈部には、ザックなどに繋げるカラビナも付いている。

 

軽く、強く、使いやすい。

 

プラスチック製や広口型の水筒は、何か合わない。

グランテトラのような秀逸な水筒がなくなってしまったのは、いかにも淋しい。

 

 

 

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※写真右は、LAKEN フツーラ グラナイト 0.75L