4月25日から5月11日まで、東京、大阪、兵庫、京都に発令されている「緊急事態宣言」が5月31日まで延長される。
そして、12日からは、福岡、愛知の両県も対象に加えられる。
今年1月に発令された2回目の緊急事態宣言と大きく異なるところは、酒類を提供する飲食店※に「休業要請」が出されたことだ。
※店舗の業態
酒類又はカラオケ設備を提供する飲食店(第14号)
新型インフルエンザ等対策特別措置法施行令
(使用の制限等の要請の対象となる施設)
第十一条
十四 飲食店、喫茶店その他設備を設けて客に飲食をさせる営業が行われる施設(第十一号に該当するものを除く。)
店で飲めないから、路上で、公園で飲む。
あるいは、” 家で飲もう ” と言って、群れて『宅飲み』。
はたまた、酒の持ち込みがOKだったり、なじみ客に密かに酒を出す闇営業の店が現れたり …
巷では、1920年に施行されたアメリカ合衆国のボルステッド法(いわゆる禁酒法)の時代みたいだという人もいる。
そんなこんなで、酒そのものが諸悪の根源のように言われる。
365日、毎日酒を飲む。何十年もそうしてきた。
飲まなかったのは、インフルエンザで寝込んだときだけ。
が、つるんだり、群れて飲むわけじゃない。基本、一人で飲む。
店でも、家でもかまわない。
コロナ感染の主因が、まるで酒がと言わんばかりの風潮。
それって違うんじゃないの …
問題は、飲み方でしょう。
" 口角泡を飛ばす " のがいけない。
口角泡を飛ばすとは、興奮して口からつばきを飛ばす。激しく議論するさまにいう。
飲んで、気持ちが高ぶって、泡を飛ばすのがいけない。群れてりゃ、一発感染だ。
レストランで、メシ食って、お茶飲んで、2時間近くもピーチクパーチク喋ってる人たちはどうなんだろう。泡飛ばしてるでしょ …
飲んでいようがいまいが、侃々諤々でも喧々囂々でも、何しろ、対面で泡を飛ばすことがいけない。
それにしても、ニッポンは、妙な国になっちまったな …
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