ー 自作 想夫恋風焼きそばの写真 ー

 

 

想夫恋焼の美味しさの真髄は、こだわりぬいて作られた麺と具材を使い、独自の調理器具をベースに、パリッと焼かれた麺を骨格にして、モッチリとうま味を吸った麺、厚い拍子木切りの豚肉、もやし、ネギ、そして、特製ソースが 渾然一体となって醸し出される味だ。

 

想夫恋焼の調理時間は9分。

そのうち、麺の茹でから両面を焼くまでの時間は4分30秒。

出来を左右する、最も重要な時間だ。

 

火加減やラードの量によっては、麺が揚げ麺のようになって、全体の一体感が失われたり、旨味が入らないこともある。

 

一方、焼きの火加減を誤ったり、時間が短かったり甘かったりすると、麺の水分が残り、水っぽくなったり、ベタついたりする。

 

また、ドライに仕上げようとし過ぎて、ほぐしや合わせで手を抜くと、もやしのにおいが残ったりもする。

 

 

 

想夫恋各店とも、使う材料は同じでも、焼手の巧拙によって味は大きく異なるし、同じ焼手であっても、時によって出来不出来が生じる。

 

 

そんな想夫恋焼の深淵を少しでも知るために、2013年から、市販の乾麺・生麺やパスタと、自分でブレンドしたタレを使って想夫恋風の焼きそばを作り始めた。

 

自分で作ってみると、その奥深さ、有り難さがよくわかる。

 

 

 ◇ 豚 肉(バラ、ロース、ヒレのミックス)拍子木切り 1食分 … 50g

 

 ◇ 細もやし 1食分 … 150g

 

 ◇ 青ネギ … 適量

 

 

これまで、50皿ほど作っただろうか …

今日は、今までにこしらえた想夫恋風焼きそばの中で、残っている写真を集めてみた。

 

 

写真は、2013年3月から時系列。

麺の焼きが弱いもの、ラードが多過ぎのもの、モヤシに熱が通り過ぎたものなど、

満足できるものは少ない。

 

腕のいい焼手が作った想夫恋焼には、遠く及ばない。

 

とは言え、想夫恋のパチモノ集団『 日田やきそば研究会 』の中の店に見られる、いいかげんで稚拙な焼きそばならば負けることはない。

 

 

 <日田やきそば研究会>

   味の珍さん  ・求福軒   ・銀馬   ・三久       ・大学軒  ・泰勝軒

    中央軒    天龍        ・宝華       ・三隈飯店     ・来々軒    ・らく亭 

 

 

 

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