『 今回の宣言が最後となるような覚悟で対策を講じる 』… / ふと想起される言葉 vol. 87

 

” 今回の宣言が最後となるような覚悟で対策を講じる ”

第五波、総理のきめの言葉だ。

 

今さらではあるが、やっばりダメですね、このお方。

いったい、何言ってんのか …

 

「最後となる」と「覚悟」、どうしてもつながらない。

全く、意味不明だ。

加えて言えば、” …となる ” には、意思が感じられない

 

覚悟という言葉の意味は、

危険なこと、不利なこと、困難なことを予想して、それを受けとめる心構えをすること。だいたいこんな感じ。

 

要するに、悪い結果を予想しつつも、それに対処する心構えだ。

 

 

よい結果となるよう全身全霊を尽くして立ち向かうという思いならば、「決意」を使うべきだ。

 

” 今回の宣言を最後とすべく、強い決意で、ありとあらゆる対策を講じる ”

 

こんな感じならまだわかる。思いの強さが感じられる。

 

この方の浅薄さを象徴する言葉だったな … 

しょうがないけど、せめて上っ面だけでもまともな言葉で語ってほしいもんだ。

 

 

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