プリムス P-541 とP-533 / テント泊登山のランタン ー  山道具の棚卸し 連々話 vol. 32  ー

 

このサイトの山道具の話に、度々、コールマンのランタンが登場する。

 

コールマン → 大きなランタン

山登り   → あんな大きくて重そうなもの背負って ???

 

そんなことはございませんよ。

ってことで、今日は小さなガスランタンの話。

 

 

かつて、テント泊登山の照明具は、ヘッドランプ、キャンドル、オイルやアルコールのランタンなどなど。いずれも、今とは比べものにならないほど大きく重かった。

ヘッドランプと焚き火だけって岳人も少なくなかった。

 

その後に登場したコンパクトな磨りガラスホヤのガスランタンは、岳人たちを驚かせたが、

それでもやっぱりかさばるし重い。

 

そんなこともあって、今日でも、ランタン不要派は少なくない。

 

< プリムス P-533 >
< プリムス P-533 >

 

 

ガラスホヤのプリムス2245ランタンを使っていた頃、画期的ともいえる割れないメタルメッシュホヤのP-531が世に出る。

 

そのあと登場した後継機種のPー533を買った直後、さらに小さくて軽い、そして明るいP-541マイクロランタンが登場。

 

 

悔し紛れにP-541も買ったのだが、そのP-541は、その後のテント泊登山の主役となった。P-533は未使用のまま、未だ出番がない。

 

< プリムス P-541 >
< プリムス P-541 >

 

 

Pー541マイクロランタンは、とても秀逸な道具だ。

 

本体重量は115gで、明るさは90ワット相当。 

随分後発のスノーピークのギガパワー ランタンでも、重量125gで、80ワット相当。

 

P-541は、発売当時、群を抜いて軽量・コンパクト、そして明るいランタンだった。

 

軽登山なら、ペツルのヘットランプとP-541の二つで不自由はない。

そして、ランタンは、つまみを食べながら酒を飲むむテント泊をさらに趣あるものにしてくれる。

 

それと、超軽量57gのプリムス フェムトストーブ P-115とOD缶を共有する組み合わせは、申し分ない。   

 

ところでもう一つ、昨年、スノーピークのガスランタン、リトルランプ ノクターンを買っている。

重量は102gと軽いものなので、次回の山登りでは、酒盛り用に持って行こう。

 

 

 

「coleman ルミエール ランタンを割って snow peak ノクターンを買う ― 山道具の棚卸し 連々話 vol. 6 ―」はこちら>

 

コールマン 2500 ノーススター LPガスランタン  ー  山道具の棚卸し 連々話 vol. 57  ーはこちら

  

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