ノザキのコンビーフ 枕缶 / また一つ昭和が消えゆく

 

 

 

今年の1月、川商フーズ(株)は1948年、国産コンビーフ第1号として発売した「枕缶 ノザキのコンビーフ」のリニューアルを発表した。

 

新しいパッケージはシール蓋となり、いわゆる「巻き取り鍵」はなくなった。

 

プレスリリース後、20個ほどをストックし、少しずつ食べてきたが、残り数個となった。

 

ネットでは、まだ買うことができるが、一般的なスーパーではもう売られていない。

 

 

 

 

2016年4月に製造中止になった「タバコライオン」のことを思い出す。

 

250円ほどだったものが、製造中止が発表された途端に数倍の値段で売られるようになった。

 

ネットでは、今でも売られているが、びっくりするような値段で取引されている。

 

そうなってくると、何か使うのがはばかられて未開封のまま …

 

 

 

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ハミガキ粉ならば、長い期間、ストックしていても気にはならない。

 

しかし、コンビーフ缶だとそうはいかない。 

ストックがなくなれば、それでおしまい。

 

バーボンには、枕缶がよく似合う。 

また一つ、昭和が消えていく。

 

寂しいな …

 

 

 

 

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