昨日、日本の南で発生した台風4号が、北上を続けている。
気象庁の予報では、3日午前9時ごろには沖永良部島の西北西約200キロまで進み、5日ごろから東寄りに進路を変え、同日午前9時ごろには九州の西まで到達し、九州に上陸するとみられるという。
7月5日上陸 …
そして、この予想進路 …
なんかいやな感じだ。
2017年7月2日に発生した台風3号は、4日8時頃に長崎県長崎市付近に上陸。
その後も台風は強い風雨をもたらしながら速い速度で東進し、同日12時過ぎには愛媛県宇和島市付近に、17時前には和歌山県田辺市付近に再上陸したあと、日本の東で温帯低気圧に変わった。
5日の午後、福岡市の空は晴れ渡っていた。
上席に報告に行く。
” 被害が出なくてよかったな … ”
" そうですね。ただ、県南ではこれまでにないような雨が降っているようです "
” どういうことだ … ”
7月5日、昼頃から局地的に非常に激しい雨が降り、特に福岡県筑後北部から大分県西部にかけて、「線状降水帯 」が形成されて猛烈な雨が降り続き、九州で初めてとなる「大雨特別警報 」が気象庁から発表された。
気象庁における日本の観測史上最大の記録である 12 時間雨量 707mm をわずか 9時間で超える 774mm という記録的豪雨により、朝倉市、東峰村及び添田町を中心とした山間部で多数の山腹崩壊が発生し、河川の氾濫に加えて、大量の土砂・流木が広範囲に流出するなど、これまでに例のない甚大な被害が発生したのだった。
さほど昔の話しではない。ご記憶の方も多いと思う。
” 線状降水帯 ” あまり聞きたくない言葉だ。
今回の台風、進路によっては17年の3号台風のコースをたどるかも …
また、あのようなことが起きないとも限らない。
杞憂となれば、それが一番。
何しろ、備えは万全に。
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