番外編 : 長崎ちゃんぽん リンガーハットの功績

 

 

九州に住む人で、リンガーハットの長崎ちゃぽん(以下、「リンガーハット」と言います。)を一度も食べたことがないという人は、そう多くはないと思います。

 


リンガーハットの味に対する評価は様々ですが、マイナーな郷土料理だった『 長崎ちゃんぽん 』 を全国区の料理にしたのは、リンガーハットです。

 

 

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(株)リンガーハットは、東京都品川区大崎に東京本社を、長崎市鍛治屋町に本店を置き、北は北海道から南は沖縄まで、長崎ちゃんぽんの直営店・フランチャイズ店634店舗を展開。

 

トンカツの浜勝105店舗を加え、グループ全体の売上は346億円という全国でも屈指の外食産業の持株会社です。



私が初めて、リンガーハットを食べたのは、三十数年も前のことです。
福岡市西区の店だったと思います。

それまでのちゃんぽん店のイメージは、「ラーメン・ちゃんぽん・餃子」のような店、赤い大きな提灯。大抵は、閉鎖的で、店内はあまり清潔な感じがなく、おじさんが餃子をあてに一杯やっていたりする。


若い人やファミリーには、何となく入りにくい感じで ……

リンガーハットは、赤いトンガリ屋根、広い駐車場、店内は広く、大きなガラス使って店内が見通せる。中央のキッチンを囲むようにカウンターがあり、家族用のボックスもありました。

 

それまでのちゃんぽん店のイメージを一新し、若い世代からお年寄り、ファミリーまで、幅広い層の支持を得たリンガーハット。

 

日本の高度成長と外食拡大の波に乗り、先駆的な外食産業企業、そして、郷土料理を売りにした異色のチェーン展開企業として、めざましい躍進を遂げていくのです。

 

 

そして、福岡、大阪、そして、東証への上場を果たします。

 

このようなことを経て経営者 米濱和英氏は第一線を退くのですが…

その後のことは、皆さん、ご承知のとおり。

 

リーマン後、業績不振に陥ったことを契機に、米濱和英氏が代表取締役会長兼社長に復帰。

 

・ 不採算店 50店舗を一気に閉鎖

・ 国産野菜100%使用

・ 安売り競争との決別

 

などを断行し、業績を一気にV字回復させた経営者として、『カンブリア宮殿』などにも出演。

 

米濱社長の言葉には、真摯に傾聴すべきことばかり。